私がここに来たきっかけはアルコール依存症の夫を何とかしたいということでした。今までカウンセリングに行ったことが無い夫をやっと説得して夫が
「二人で一緒にやるなら行く」と言ったので気が変わらないうちにと思って早速予約したのです。
インサイト・カウンセリングを選んだきっかけは、私は夫がアルコール依存症だと知りいろいろ援助を受けているうちにカウンセラーの仕事に興味を持ち、あるところでカウンセラー養成講座を受けていてそこに大嶋先生がきたんです。
テーマは“トラウマ”だったかな。私はその時「私には大きなトラウマは無いし、大きなトラウマを持ってる人って大変なんだろうな。」って思いながら話を聞いていました。そこでFAP治療のこととかも話していたけどなんかよくわからなくて・・
でもなんかわからないけど“トラウマって何?”って引っかかって大嶋先生のところにやってきました。
初めての夫婦カウンセリングではなんとか夫を二回目のカウンセリングにつなげようと私は必死で話しました。
お互いの話を聞いて先生に言われたのは
「奥さんの緊張感がすごく高いからまず奥さんがカウンセリングを受けて、それで月に一度夫婦カウンセリングをやっていきましょうか。それで奥さんの様子を見ていってください」 と言われました。夫も私もすぐ納得しました。
というか私は初めて “緊張感が高い” と言われ胸がざわざわしてきました。
「何なの?この感じ?」 こんな感覚は初めてでした。
今まで私は夫のアルコール問題の相談をあちこちでしてきました。病気を知るまでは本人の性格の問題だと思い何とかこの性格を直そうと思っていましたが、アルコール依存症だという病気を知り家族教室に行ったり、自分自身の相談もしてきました。
私はこんなに疲れ果ててるのに誰も私のことをわかってくれる人はいませんでした。たぶん私自身が一番わかっていなかったと思います。
私は初めて感じたこの胸のざわつきを知りたくてカウンセリングに通い始めました。カウンセリングに来る少し前に私たちは別居をしていました。夫はお酒を飲んだらいつ暴れるかわからないからいつも脅えていました。その中での生活に疲れやっとの思いで決断して別居したところだったので夫と距離をおいて自分と向き合うことはちょうどいいタイミングでした。
私はずっと 「私は大丈夫。強いから。」 と思っていたけど、全然大丈夫じゃなかったんです。ここに来て初めて気づかされました。
FAP治療を受けて本当の自分を知っていくことは私にとってとても過酷でした。 |