手紙が届いた日母親からメールがあった。
『正直戸惑っています。もっと早く気づいてあげられなかったのか、もっと早く教えてくれなかったのか、本当にごめんね。お母さんに話して少しでも楽になるならどんなことでも話して。今週末そっちにいってもいいですか?』
何しに来たいの? やっぱりわかってない。まぁいいや、また私があきらめればいいと思ったけど、話がしたいと思い電話をした。
「どうしてこっちに来たいの! 教えて!」 とつっかかっていった。
「顔がみたいと思って」
「そうなんだ、それなら私はまだ会いたくない!」
その後、私は怒りをぶつけはじめた。泣きながらぶつけた。こんなことは初めてだ。
「あんたが言ってそれで楽になるならいいよ、言って」
またすごくカチーンときた。
「全然わかってない! そういうところが嫌なのよ!!」
“全然わかってない!” “そうじゃない!”を何度も繰り返していたら
「お母さん、あんたの言ってることがわからない。お母さんだってお母さんなりに一生懸命やってきたのよ・・・・結婚なんて反対すればよかった。そばにおいておきたかった・・・・」
「私はあの人と結婚しなくても家は出て行ったよ。それにあの人じゃなくても私はあーいう人を選んでるから」
「あんたが家を出たがっているのはわかってた・・・・あんたが高校を卒業した頃に言われた言葉で今でも忘れられないのがあるんだけど・・・
“私は周りにいい子でいるように作られてきたからいい子でいるしかなかった”
って。お母さんその言葉が今でも忘れられなくてねぇ・・・・きっとあの子供の頃の傷がずっと残ってしまったのね・・・ お母さん一生懸命やってきたつもりだったけど、こんなに残るなんて・・・」
子供の頃の傷ってきっと弟が亡くなったときのことをいっているとわかったけど。
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